薬剤師の服薬指導って何?
薬局2022.08.19
こんにちは!かばさん薬局です。(^^)!
今回は薬剤師のお仕事のひとつ、「服薬指導」についてお話しします!
薬局にお薬をもらいに行くと薬剤師から、現在の症状や体調などいろいろ聞かれたりしませんか?
「お医者さんに症状は既に話しているのに、どうして薬局でも同じこを聞いてくるんだろう?」
と思う方もいると思いますが、そこにはちゃんとした理由があるんです!(; ・`д・´)
お薬の使用は、治療においてとても重要です。
間違った使い方をすると効果的に使用できなかったり、健康を害することもあります。
そのため、薬剤師から患者さまにお薬の適切な使用法や、副作用などの情報をお伝えしています。
それを「服薬指導」といいます。
服薬指導の内容
◎正しい服用方法
◎注意したい副作用や飲み合わせ
◎お薬の保管方法
◎お薬が変更になった場合や新しいお薬が追加された時の説明
お伺いする内容の一例
◎お薬の飲み忘れはないか
◎お薬を使用していての体調の変化(副作用の確認)
◎ほかに使用しているお薬があるか(ほかに持病はあるか)
◎血液検査や血圧などの変化があるか(検査値など)
◎病状や病名
◎<女性の場合>妊娠中・授乳中であるか(その可能性があるかどうか)など
以上の内容などを患者さまから聞くことによって、
場合によっては処方されたお薬の量を減らしたり、薬の種類を変えたりする提案をお医者様にしています。
例えば、他の病院で処方されたAというお薬を飲んでいて、これが今回処方されたBというお薬と飲み合わせが悪い場合、
薬剤師の判断でお医者様に別の薬に変えるよう提案しています。
処方箋に書かれているお薬をそのまま出すことが薬局の役割ではないんですね!(^○^)
薬剤師がいろいろ質問する理由、お分かりいただけたでしょうか?
皆様に安全・安心してお薬を飲んでいただけるよう、
かばさん薬局ではこれからも患者さまに寄り添った「服薬指導」をして参ります!(^o^)/