「うがい」のいろいろ
オンライン薬局2022.12.09
こんにちは!「かばさん薬局ONLINE」運営スタッフです。
昭和の時代には、「塩水でうがいをしなさい」と言われていました。
塩には抗菌の働きがあり、菌の増殖を防ぎます。
食品の保存にも用いられるのはそのためです。
みなさんはどんな「うがい液」を使ってうがいをしていますか?
種類も豊富ですが、実は成分もさまざまあって、
求める効果によって選ぶ必要があることをご存知ですか?
うがい液は、大きく2種類にわけられます。
≪医薬品の「口腔内殺菌消毒薬」≫
茶色の「ポピドンヨード」や、
薄い青紫色の「アズレン」、
それぞれの有効成分が入ったお薬が販売されています。
ポピドンヨードは殺菌・消毒を目的に、
またウイルスの侵入を防止するために用いるので、風邪などの予防にも。
アズレンは抗炎症作用があるので、
のどに痛みがある時や口腔内に炎症があるときに効果的です。
≪化粧品・医薬部外品の「洗口液」≫
香料のミントやアルコールで口臭対策ができるものや、
ノンアルコールで低刺激なものもあります。
実は「洗口液」ではなく「液体歯磨き」で、
うがいをした後ブラッシングが必要なものもあるんです。
もしかして液体歯磨きなのに、
ブラッシングせずうがいだけで終わらせてた!という方はいませんか?
そのときに望む効果が期待できる商品を、
上手に選んで正しく使えるといいですね。
また、のど飴やトローチにも実は
口腔殺菌消毒薬と同じ成分が含まれているものがあります。
うがいの成分なのに食べちゃっていいの?と思いませんでしたか?
どれを選んだらいいのかわからない、使い方を教えてほしい…
そんなときは、かばさん薬局の薬剤師におたずねください。