薬局コンシェルジュ

岡本 愛 (2020年入社)

「かばさん薬局」の薬局コンシェルジュをしている岡本です。薬局コンシェルジュの仕事は、主に薬剤師のサポート業務です。在宅訪問を希望されている患者様に薬剤師がお薬をお届けするスケジュールの調整やお薬の準備をしたり、ケアマネージャーさんや病院さんとの電話対応を行ったりしています。施設への訪問を希望される患者様のために、直接施設まで足を運び、お薬をセットさせていただくこともあります。

コンシェルジュの役目は、薬剤師と患者様、そして薬剤師と病院や介護事業所をつなぐことだと思っています。そのクオリティを上げるために、在宅訪問の効率化は常に意識していますね。うちの薬局では在宅の患者様が130名ほどいらっしゃるのですが、薬剤師が訪問にまわる順番やスケジュールをうまく管理できれば、訪問の際にお薬の服用に関するご提案などにも時間が使えるようになるので。私たちが間に入ったことで、患者様がお薬をきちんと飲めるようになったこともあるんです。こういった形でお役に立てると、個人的にもとてもやりがいを感じます。また、訪問看護師さんやケアマネージャーさんの仕事も、在宅訪問で手助けすることができます。訪問中、お薬をカレンダーにセットするだけで作業が終わってしまうという看護師さんがいらっしゃったのですが、私たちがあらかじめセットしたお薬をお届けするようになったことで患者様へのケアの時間が増え、感謝の言葉をいただいたこともありました。

仕事は大変ですが、会社全体で個人の時間も大切にしてくれるところが、かばさん薬局グループらしさだなと感じます。残業は当たり前という雰囲気がなく、職場にいる一人ひとりが「早めに帰ろう」という意識で動き、自然と店舗の締めの作業が始まったりするんです。趣味で吹奏楽のバンドに入っているのですが、おかげで、無理なく演奏会などに参加することができています。

学生に向けてのエール

これは私自身の願望でもあるのですが、効率だけでなく、柔軟性も持って仕事ができるようになるといいのかな、と思っています。特に薬局のような対人のサービスは、急な対応など柔軟性が求められる場面も多くあります。また、かばさん薬局グループでは会社としても柔軟な考え方が求められていて、在宅訪問を行う薬局の会議などでも、新しい取り組みが積極的に取り上げられたりしているんです。常に業務を改善していくために、柔軟性は欠かせないんだなと感じています。