保育士

時松 照未 (2018年入社)

「かばさん保育園」谷塚園で保育士をしています。以前は35名クラス規模の幼稚園で10年間働いており、クラス担任を任されることも多く、園児の卒園には達成感があり、やりがいも感じていました。しかし、幼稚園では一人ひとりの園児と向き合うことはむずかしく、より子どもと向き合った保育がしたいと思い、「かばさん保育園」に転職しました。

いま働いているかばさん保育園は、0〜2歳の子をお預かりしている定員12人の小さな保育園です。そのため、転職の際に希望していた、園児一人ひとりと、そして保護者の方々にも寄り添う保育ができるようになりました。個人的にも、以前より「毎日を大切にすることができている」と感じています。もうひとつ心がけているのは、子どもがのびのびできる、自主性を大切にした保育です。子どもたちがこの園を好きになってくれるといいなと思いながら働いているのですが、ほかの園に移った子が遊びにきて、ずっと帰りたがらないということがあったときは、ちょっと困りましたけど、うれしかったですね。

私はこの保育園に勤務しているときに妊娠し、つわりがひどく仕事を２か月休んだこともありました。しかし、先輩やまわりのみなさんの協力のもと無事出産し、育休を経て職場復帰することができました。育児と仕事を両立させるむずかしさは感じますが、以前勤務していた同じかばさん保育園の東川口園に子どもを預けているため、不安なく働くことができています。知っている先生も多く、園の雰囲気もわかるので、安心して自分の保育に集中できるんですよね。いまは時短勤務という形のため、時短ならではの悩みもありますが、相談しやすい環境が整っているので心強いなと思います。

学生に向けてのエール

保育士を希望されている方なら、みなさん子どもが大好きなはずですので、どこで働いてもやりがいを感じることはできるかもしれません。しかし、責任を持ってお子さんを預かる立場である以上、自分にとっての理想の保育とは何か、考えてみることも大切なんじゃないかと思います。保育園によって業態や環境はさまざまですが、そこで自分がどんな保育ができるのかイメージして職場を選んでみるといいと思います。